aichikun’s blog

(テンプレ)すべて筆者の個人的見解であり、筆者の所属組織とは無関係です。イベントに行ってきたことや勉強してることなど

ものづくりを好きになり、今の業界を選ぶまで

現在情報系の大学に通ってる学生に対して少しでも良いきっかけになればと思い、書きます。現在は、自主的に面白そうな技術を勉強したり、ハッカソンや勉強会に参加するほどものづくりが好きになりました。

 

 

大学生になってから初めてプログラミングを授業で学びました。

初めて体験した言語はJavaで、ちょっとした四則演算の結果をコマンドプロンプトに出力したりしたのが最初の体験だったので、何が楽しいか全く分かりませんでしたし、これが本当に将来の仕事になるのか?って思ってしまって全くイメージができませんでした。2年ではPHPでちょっとしたwebの開発やAndroid studioを用いたアプリ開発を授業で習いましたがよく分からず面白さを感じませんでした。

 

なので、大学1、2年生の間はプログラミングが嫌いで、自主的に勉強することは全くありませんでした。しかし、この学科に入ったのだからやらなきゃっていう気持ちはあったので、義務感で本を買ってみて勉強してみて、とても分かりやすかったので、そこで少しだけ楽しさを感じました。

 

そして大学2年生の秋学期。とある授業で1つ学年が上の先輩が、授業のサポート員としてバイトをしていました。

 

授業受けて即帰宅とかではなく自分で参考書を使って勉強してたこともあり基礎しか分かっていない状態でしたが、他の履修者よりは授業内課題を終えるのが早かったようで、先輩から話しかけれました。「うちのサークル入らない?」と。

その先輩は、総合情報系サークルに所属していたのです。

 

少しJavaPHPはやってはいたのですが、正直当時の僕はまだプログラミングが好きではなかったので、迷っていました。他の部活に入っていたこともあり1ヶ月ぐらい考えて、所属することを決めました。

 

初めてものづくりサークルに見学に行ってみると、技術力の高い先輩たちがいっぱいいたので、『僕が入って大丈夫なのか?。。。』みたいな気持ちになりました笑

 

このサークルでは新入生歓迎会や文化祭向けにチーム開発を行なっています。その当時Unityに興味を持ち始めた時期だったので、早速私はVRゲーム開発のプロジェクトに入りました。

 

UnityやC#を勉強中の身ではありましたが、先輩からアドバイスをもらいながらの開発だったので非常に助かり、またチームでやってるのでとても楽しく感じました。

 

そして、文化祭当日。様々な一般の方々や学生の方々に実際に作ったVRゲームを体験していただいて、楽しそうに体験していただいてる姿をみて、とても嬉しくて、刺激を受けました。

 

ゲーム開発がきっかけで、ものづくりを好きになることができ、サークルとしての発表会で自分が作ったものを実際に誰かに評価していただいたこの経験がさらに好きになるきっかけとなりました。

 

ゲーム業界、IT業界の両方に興味がありました。

4つのインターン先は全部ゲーム会社でしたし、ゲーム会社に入るつもりでした。

 

Unityの参考書だけでも10冊以上やったぐらい、それぐらい本気でした。

ただ、それは間違いでした。

便利なツールの勉強ばっかりしたって意味なくて、ゲームでもC++や数学物理など、プログラミング自体の勉強のほうが優先度は高いのです。

 

にも関わらず、とにかくUnityの奥深さばかり勉強していたので、成果物はぱっと見クォリティ高そうに見えるが、ソースコードはあまり良いものではないということになるのです。

 

その事にもっと早く気づいていれば。。。
って感じですが、後悔したってもう遅いので前へ進みます。

 

ゲーム企業を目指していましたが、変更しました。ゲーム開発自体は面白くて好きでしたが、そもそもゲーム開発に必要な知識が全然足りていなかったり、私自身あまりゲームをする人間ではありませんでした。ゲーム企業を目指している他の大学や専門学校の学生たちはゲームを心から愛していて、休みの日や平日でも帰ったらすぐゲームをする!みたいな方ばかりで、ゲームに対する熱意や愛が私よりも何倍もあり、話を聞いているうちに、私はゲーム企業を受けるべきではないと気づきました。

 

そこで、僕はどの業界で仕事がしたいのかを考えました。やはり、子供の頃からエアコンやテレビやスマホを普通に使える便利な時代に生まれてこれたことは本当にありがたいし幸せな時代に生まれてこれたと感じています。
その中でも、電車乗り換えアプリとか地図アプリ、GoogleドライブやGithubなどのようなサービスに私を含め多くの人が助けられました。

 

・ものづくりが好き

・子供の頃から便利なアプリやサービスに助けられた

 

これら2つの気持ちから、身近な課題や社会的な課題を解決する側。つまり作る側になりたいと思うようになり、IT企業のエンジニアになることとなりました。

 

便利なフレームワークを使うと、前まで難しそうだなぁって思っていた処理が簡単にできてしまうという便利さに感動して、Webやスマホアプリ開発にも楽しさを感じるようになりました。

 

やはり振り返ってみると、今となってはWeb系技術好きなのですが、もし1年生からJavaとかPHPとかRubyとかweb関連の技術だけをやっていたとしたら、義務感しか持てずものづくりを好きになることはなかったと思います。なので、将来ゲーム企業を目指さなくても、ものづくりを好きになるきっかけとしてゲーム開発は私にとってかなり重要な経験となりました。

 

ニュースでよく聞くレベルの某大手IT企業に入ったサークルの先輩も、最初はゲーム企業のインターンに参加したりゲーム企業も視野に入れていたところ途中で変更したそうです。

 

初めてWeb開発の勉強するとしたら、HTMLとかで文字を表示したりと最初は地味なので面白さを感じにくいかもしれません。そこでまずものづくりの面白さを知るためにはゲーム開発は重要だと思います。

 

ゲーム開発は本来難しいものですが、UnityとC#さえ使えば誰でも簡単にクロスプラットフォームゲーム開発ができます(ゲーム企業でのリリースレベルのものに関しては高いレベルのパフォーマンスやC++の知識や数学物理の深い知識が必要です)。スマホアプリもVRもARも、ちょっとしたものであればプログラミング無しでも作れる時代です。

 

かなりの高クォリティな3DモデルやUIの塊やSDKなど無料でどんどんダウンロードできます。なので、驚くほど簡単にすごそうなものが作れてしまうのです。それほどUnityは便利です。

 

そういえばよくよく考えるとWeb系のUIライブラリも、高機能ないろんなUIの塊ガンガン持ってこれちゃいますよね。エンジニアではない人からすると、『これどうやって作ったんだよ!』って思われそうですね笑

 

まだまだ分からないことが多く未熟ではありますが、技術を楽しみながら能力を高めていきたいです。